私が保育士を目指したのは、自分自身が子どもの頃、毎日泣いて登園していたのを担任の先生が優しく受け入れてくれ、「こんな先生になりたい!」と思ったことがきっかけでした。その為、子ども達にとって保護者の方々の次に信頼し、安心できるような存在に
なれるよう、一対一の関係づくりを大切に日々保育を行なっております。
また、なんと言っても保育士の醍醐味は、子ども達の笑顔に囲まれ、以前まで話せなかった子が「せんせい」と呼んでくれるようになる等、日々成長を傍で見ることができることです。
第一子を11ヵ月から入園させており、初めての育児、そして分からない事や不安も多く、いつも担任の先生にはお世話になっておりました。
また、わが家は、転勤で大阪に引っ越ししてきたので、近くに身内がおらず、担任の先生が第二の親のような存在でした。卒園や転居等で園を離れた他のお母さんたちとも未だに交流があり、みんなが口を揃えて「つばめ保育園は、アットホームで親にも子にも良い」と言っています。いつもお世話になり、本当にありがとうございます。
私は、前から子どもが好きで、「子どもと関われる仕事がしたい!」と思っていたので、保育士の道を選びました。養成学校等で勉強していくうちに、日本人は自主性や自己肯定感が海外の国と比べて低いということに驚き、また乳児期の育ちがいかに人生の中で大切かを知りました。そこで、乳児期の子ども達と丁寧に関われる職場で働きたいと思い、小規模保育園で働くことにしました。
今では、子ども達に自主性が身に付くように自分で好きな遊びを選べるような環境づくりを心掛け、子ども達への言葉掛けも意欲を高められる様に意識しています。
また、ただ玩具を置いているだけでは遊べない子どももいるので、一緒に楽しんで遊び、モデルとなれるように努めています。
その中で、大人が発想できないような遊び方などを発見できたときは、とても嬉しく、保育士としてやりがいを感じる瞬間です。
どの先生方もよく子どもの事を見て頂き、お迎えの時には一日の出来事を細かく伝えて下さり、時には世間話をして盛り上がることもありました。今思うと話しやすい環境で、育児相談もたくさん乗って頂いたおかげで、初めての育児なのに、わりとスムーズに行なえたことに驚きでした。
また、他のお子さんよりも預ける時間が長く、わが子が一人になる時間帯もあり、初めは寂しそうな表情をしていました。しかし、いつの間にか先生を独り占めできる時間と思えるようになったのか、楽しんで通ってくれました。そのおかげで、心置きなく、仕事をすることができました。有難うございました。